2009年05月11日

雪形

ゴールデンウィークも終わり、大町市もまたいつもの静けさを取り戻しました。

これから夏の観光シーズンまでは、実はとってもいい季節なんです。

緑はきれいで、気候的にも過ごしやすく、かつ人も少ないので、お時間が取れるなら、この季節の旅をお薦めします。

また、この季節ならではの見どころもあります。

その一つが雪形です。

雪形とは、春から夏にかけて、山腹の残雪が消えてゆくのにともない、色々な形になって現れたものを言います。

雪形

雪形とは、山腹に岩肌と積雪が織り成す模様を人が何かの形に見立ててなずけたものの総称で、その多くは農事暦・自然暦として、田畑の仕事や漁を行う時期の目安に用いられてきました。




雪形はどんどん姿を変えていき、「この形になれば田植えを行う」とか、「この形になれば豆を蒔く」など、農作業の目安にしていました。

ですから、農民になじみのものの形に見立てられていることが多いんですよ。

例えば・・・

「種まき」とか、「豆まき」とか、「粟まき」とか「代掻き」とか「田打ち」とか・・・。

日本国内で調査・記録されているものでは、新潟県が170個を超え一番多く、長野県は60個近くで2番目に多い地域なんです。

大糸線から見られる雪形の代表的なものは・・・

蝶ヶ岳の「蝶」・常念岳の「常念坊」・爺ガ岳の「種まき爺さん」・鹿島槍ヶ岳の「鶴としし」・五竜岳の「武田菱」・白馬岳の「代馬」・乗鞍岳の「ニワトリと子馬」などがあります。

中でも、白馬岳の「代馬」は白馬岳の名前の由来にもなっているとか・・・。

雪形ウォッチングなんていう旅も楽しいですよ。

posted by 担当 K at 17:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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